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佳子さまフィーバー!中国でも? [社会]

2015年5月23日、秋篠宮ご夫妻の次女・佳子さま(20)に危害を加える
と脅す書き込みがインターネット上にあった事件をめぐり、日本と韓国の
ネットユーザーが激しいバトルを繰り広げられています。

韓国側は日本のネット掲示板で「韓国人犯行説」が流れたことに強く反発。
日本側は事件前、韓国メディアが掲載した「佳子さまを慰安婦にしろ」との
過激記事に激怒しています。


以上のようなニュースは中国のネット上にも伝わっているようです。
中国人は日本の天皇に対してどういう思いを抱いているのでしょうか?


中国人にも、幾つかのパターンがあり反応はまちまちのようです。


多数をしめる、あまり政治に関心のない「ノンポリ中国人」の場合

日本の天皇家というのは、イギリスの皇室と同じく、ロマンチックな文化という認識で、
王子様やお姫様といった具合に、まるで童話のような感覚でとらえています。

そんな一般中国人にとっては、日本と同様に美しい佳子さまは大人気。
百度BBSなどで「佳子公主」と検索したら、佳子さまファンの書き込みが
たくさん見受けられます。

「佳子さまは日本のアイドルみたいでスタイリッシュで美しい!」といった、
その美しさを絶賛する声が多数を占めていて、佳子さまの抜群のルックスは
中国人の心をも鷲づかみにしているのです。




「政治に関心の強い中国人」の場合

中国の場合、中国の皇帝は殺し合いによって王座の地位を獲得する
という歴史をたどってきました。

なので彼らは、「天皇は戦いによってその地位を獲得してきた日本の頂点」だと思い込み、
中国の歴代の皇帝と同じような存在だと考えているのです。
力によってその地位をつかんだのであれば、当然、戦争責任も重大だというのが彼らの考え

天皇は罪深い存在だと考えている彼らの中には、南京大虐殺記念館の前にひざまずいて
戦没者に謝罪しなければならないと主張する者もたくさんいます。
これは、彼らが天皇家の本質を理解してないことから起こることだと思われます。


「憤青(怒れる若者という意味)と呼ばれている過激な反日中国人」の場合

彼らには全く話など通じないようです。日本の2ちゃんねるで佳子さまを脅迫する輩と同じです。
彼らは反日思想に駆られ、天皇一族を粛清しろと過激な主張を行います。

「抗日ドラマ」における、天皇の描かれ方は?

ほとんどのドラマはほぼ同様に「戦争の責任は天皇」という捉え方で、
天皇に対する侮辱的なセリフを頻繁に入れ込まれています。
そして、日本軍は天皇に命を捧げているバカな者たちという、
見下した描かれ方が為されているのです。

ドラマを視聴するのは、一般中国人ももちろんですが、反日中国人もたくさんいます。
ここで天皇をいい存在として描いてしまうと、反日中国人から反感を買ってしまうため、
こういう描かれ方しかできないのでしょう。



「中国共産党」の場合

面子がある為、共産党が天皇に対する敵意を示すことはほとんどありません。
天皇批判は、中国にとって得策ではないので、共産党は、
「中国は寛容な国なので、過去の戦争で天皇を攻めたてるようなことはしない」
というアピールを世界に知らしめたいと考えています。

しかし、天皇に対してへりくだった態度で接してしまうと、中国国民から反感を買うため、
あくまでも友好的な態度によって、平等な立場で接しようとしている
ように見受けられます。


それは、欧米のリーダーが天皇と会見する際、お辞儀をするような姿勢を取るのに対し、
中国の国家主席はそうした態度を取らないことから想像できることです。


「機関メディア」は

共産党政権が公的な立場で天皇と友好的に接しているのに対して、
機関メディアは容赦なく天皇を批判します
2013年5月の環球時報には「戦争を操っていた日本の天皇」という記事が大々的に掲載されました。

こうした機関メディアが中国共産党の管理下にあることは自明の理であり、つまり、共産党は、
表面上は仲良くしながらも、裏では天皇を攻撃している
のです。

中国の政治にはこうした二枚舌が付き物で、例えば、戦争賠償に関しても、放棄するという条約に
同意しながらも、「民間の賠償は放棄しない」といった姿勢を見せます。

共産党は自分たちの寛容さを世間にアピールしつつ、日本に対する恨みの種は人民に押し付け、
それは自分たちの管轄外という態度を取るのです。

ですが、それが共産党の主導によって生まれてきたものであることは明らかです。




現在、天皇家に対する攻撃のニュースのコメント欄などでは、「中国は韓国に比べたらマシ」という
論調が多々見受けられます。
一口に中国人といっても、その立場によって、さまざまな考えを持っているようなので、
ある一面だけをみるのではなく、多方面からみる必要もあるのかも知れません。




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